「のとSDGsファンド」第12号投資案件として、笑農和に投資実行

 BPキャピタルはQRIと共同で運営する「のとSDGsファンド」において、第12号案件として「株式会社笑農和」に投資実行しました。

 笑農和は、「IT農業を通じて笑顔の人の輪を創り社会に貢献する」を企業理念とし、水稲栽培において最も作業時間のかかる水管理のDX化、超省力化を支援する『paditch(パディッチ)』を主力製品として開発・販売を行っています。

 paditchは、スマートフォン・タブレット・PC等と水田の水門やバルブをIoTで繋ぎ、事務所や自宅から、もしくは外出中でも遠隔で水位・水温の確認や開閉作業を行うことができるシステムです。また、データドリブンによる24時間自動開閉も可能であり、温暖化で水不足が叫ばれる中、収量および品質のUPに貢献しています。

 今後は、水田由来のカーボンクレジット(排出権)販売の取り組みも開始します。

 「のとファンド」では、笑農和が農業における大きな課題の解決に資するプロダクトを提供しており、特に稲作農家にとってなくてはならない存在になると考えています。また、今後の脱炭素社会に向けた取り組みにも大いに期待しております。

「のとSDGsファンド」第9号投資案件として、オリゼに投資実行

BPキャピタルはQRIと共同で運営する「のとSDGsファンド」において、第9号案件として「株式会社オリゼ」に投資実行しました。

オリゼは、日本最古のフードテック技術”発酵”を活用し、社会課題の解決を目指す D2C ブランド「フードコスメ ORYZAE(オリゼ)」を運営する会社です。

コメを発酵させて作る米麹由来糖分「ORYZAE」を通じて”甘いしあわせ”を我慢せずに、ウェルビーイング・地球環境保護・農業課題解決など、自分も世界も幸せにすることを目指しています。主力の「ORYZAE GRANOLA」は発売1年で30万食を突破しました。

能登は、「能登の里山里海」として世界農業遺産にも認定されている、農業とは特に縁の深い土地です。能登で作られたコメを活用した製品の開発や、地元清酒メーカーとの連携によるコラボレーションなど、地域の特徴を活かしながら新たな価値づくりを一緒に目指していきたいと考えています。

「のとSDGsファンド」第8号投資案件として、ビビッドガーデンに投資実行

BPキャピタルはQRインベストメントと共同で運営する「のとSDGsファンド」において、第8号投資案件として「株式会社ビビッドガーデン」に投資実行しました。

ビビッドガーデンは、「生産者の”こだわり”が正当に評価される世界」を目指し、生産者から直接食材や花きを購入できる産直通販サイト「食べチョク」の運営をする、秋元里奈さんが代表をつとっめる会社です。

野菜・果物をはじめ、米・肉・魚・飲料といった食材全般と、花き類を取り扱っており、日本の産直通販サイトの中で認知度や利用率など9つのNo.1を獲得しています。 2022 年12月時点でユーザー数は75万人、登録生産者数は8,000軒を突破し、5万点を超えるこだわりの逸品が出品されています。

現在食べチョクには全国8,000 軒以上の生産者が登録しており、石川県に関しては約90軒もの生産者が登録しています。今回の出資を機に、石川県との連携を強化し高齢の生産者やネットに不慣れな生産者のECでの販路拡大及び販売促進をサポートして参ります。

「のとSDGsファンド」第5号投資案件として、有機米デザインに投資実行

BPキャピタルはQRインベストメントと共同で運営する「のとSDGsファンド」において、第5号投資案件として「有機米デザイン株式会社」に投資実行しました。

「有機米デザイン株式会社」はテクノロジーで自然と人が共生する農業を実現する会社です。アイガモロボという自動抑草ロボットを開発し、有機農業における除草コストの大幅な削減と環境保護への貢献を実現します。また、有機米の生産支援と流通・販売も行い、幸せな社会の実現を目指します。

同社の取組にはTDKや井関農機も全面的に協力しており、両社ともに同社に出資をするとともに、TDKとは「まちづくり連携協定」を、井関農機とも「稲作用自動抑草ロボットの開発および販売に関する業務提携」を締結しており、万全の体制で事業を進めています。

同社の山中大介社長とは何度もお会いしましたが、親会社である「山形デザイン」の代表も務められる、非常にバイタリティ溢れる若き経営者です。大変有望な事業と思います。注目していてください。