BPキャピタルはQRIと共同で運営する「のとSDGsファンド」において、第12号案件として「株式会社笑農和」に投資実行しました。
笑農和は、「IT農業を通じて笑顔の人の輪を創り社会に貢献する」を企業理念とし、水稲栽培において最も作業時間のかかる水管理のDX化、超省力化を支援する『paditch(パディッチ)』を主力製品として開発・販売を行っています。
paditchは、スマートフォン・タブレット・PC等と水田の水門やバルブをIoTで繋ぎ、事務所や自宅から、もしくは外出中でも遠隔で水位・水温の確認や開閉作業を行うことができるシステムです。また、データドリブンによる24時間自動開閉も可能であり、温暖化で水不足が叫ばれる中、収量および品質のUPに貢献しています。
今後は、水田由来のカーボンクレジット(排出権)販売の取り組みも開始します。
「のとファンド」では、笑農和が農業における大きな課題の解決に資するプロダクトを提供しており、特に稲作農家にとってなくてはならない存在になると考えています。また、今後の脱炭素社会に向けた取り組みにも大いに期待しております。